• りりまっぷ@日詰

満腹工房 福龍

福龍に入ってすぐ、祭りの写真があった。「あれが小学一年生の時に撮った写真だよ」と話すのは店主の神農さん。子どもの頃から参加している日詰まつり。現在は食事係として祭りをサポートしている。「ただ、それだけじゃ物足りない。祭りの時期になると体がうずうずしてくる」と残念そうに語る。

福龍の前身は、祖母が65年前に始めた福来苑。叔父が後を継ぎ、辰年の2000年、神農さんが三代目に。この時から店は「福龍」となった。福龍は和・中・韓が揃った食堂だ。11時に開店し、昼の部が終わると、夜の部が17時からスタート。そこから24時まで営業している。店主になって今年で20年。毎日がハードなスケジュールだが、パワフルな笑顔はその疲れを全く感じさせない。プロレスラーに腕相撲で勝つほどの力強い神農さんだからこそである。

神農さんは盛岡工業高校を卒業した後、一般企業に就職した。ただ、その時にはすでに料理に没頭。時には料理本に載っている全てのメニューをつくることもあった。その後、日本料理屋での修行を経て、もともとの福来苑の「韓」に神農さんの「和」、中華料理を修業していた弟の「中」が合わさって「福龍」が誕生した。

忙しいなかでも、学生時代から続けていたバスケットボールを行ったり、ナイト福龍を開催し仲間と盛り上がったりした。アキレス腱を切ってからバスケットボールは控えているが、その当時のことを楽しそうに語ってくれた。アキレス腱を手術で繋いだ次の日には、ギプスをしながら厨房に立っていたという力強さには脱帽してしまう。

店を訪れたとき、座席に案内してくれた方は、神農さんのお子さんだった。学業の合間に、手伝ってくれることもある。「子どもが生まれたばかりのときは、背負いながら厨房に立っていた」と話す神農さん。子どもが幼稚園時代、送り迎えは自分の役目だった。運動会では子どもと一緒にいつも一等賞を狙う。そんな子ども達も高校を卒業し、次のステージで自分の夢を叶えるべく学業に勤しんでいる。子どものことを嬉しそうに語る神農さん。それまでのパワフルな笑顔とはまた違う穏やかな笑顔だった。

日詰と、仲間と、家族と。
神農さんは今日も福龍で力強く、自慢の料理に腕をふるっている。



しわりり たろー

いやー神農さんのパワフルさにはびっくりしました。特に鍛えてないのに、あの強靱な筋肉はすばらしい。そうそうこの福龍の前身の福来苑が温麺の発祥といわれてるんだ。とっても美味しいんだよ!

福龍に入ってすぐ、祭りの写真があった。「あれが小学一年生の時に撮った写真だよ」と話すのは店主の神農さん。子どもの頃から参加している日詰まつり。現在は食事係として祭りをサポートしている。「ただ、それだけじゃ物足りない。祭りの時期になると体がうずうずしてくる」と残念そうに語る。

福龍の前身は、祖母が65年前に始めた福来苑。叔父が後を継ぎ、辰年の2000年、神農さんが三代目に。この時から店は「福龍」となった。福龍は和・中・韓が揃った食堂だ。11時に開店し、昼の部が終わると、夜の部が17時からスタート。そこから24時まで営業している。店主になって今年で20年。毎日がハードなスケジュールだが、パワフルな笑顔はその疲れを全く感じさせない。プロレスラーに腕相撲で勝つほどの力強い神農さんだからこそである。

神農さんは盛岡工業高校を卒業した後、一般企業に就職した。ただ、その時にはすでに料理に没頭。時には料理本に載っている全てのメニューをつくることもあった。その後、日本料理屋での修行を経て、もともとの福来苑の「韓」に神農さんの「和」、中華料理を修業していた弟の「中」が合わさって「福龍」が誕生した。

忙しいなかでも、学生時代から続けていたバスケットボールを行ったり、ナイト福龍を開催し仲間と盛り上がったりした。アキレス腱を切ってからバスケットボールは控えているが、その当時のことを楽しそうに語ってくれた。アキレス腱を手術で繋いだ次の日には、ギプスをしながら厨房に立っていたという力強さには脱帽してしまう。

店を訪れたとき、座席に案内してくれた方は、神農さんのお子さんだった。学業の合間に、手伝ってくれることもある。「子どもが生まれたばかりのときは、背負いながら厨房に立っていた」と話す神農さん。子どもが幼稚園時代、送り迎えは自分の役目だった。運動会では子どもと一緒にいつも一等賞を狙う。そんな子ども達も高校を卒業し、次のステージで自分の夢を叶えるべく学業に勤しんでいる。子どものことを嬉しそうに語る神農さん。それまでのパワフルな笑顔とはまた違う穏やかな笑顔だった。

日詰と、仲間と、家族と。
神農さんは今日も福龍で力強く、自慢の料理に腕をふるっている。



しわりり たろー

いやー神農さんのパワフルさにはびっくりしました。特に鍛えてないのに、あの強靱な筋肉はすばらしい。そうそうこの福龍の前身の福来苑が温麺の発祥といわれてるんだ。とっても美味しいんだよ!

電話番号

019-676-4723

所在地

岩手県紫波郡紫波町日詰郡山駅187−3